ちゅうの住むエリアで防災訓練を行なった。集合場所から2列縦隊で訓練会場の小学校に向かう。日差しが強い。
会場の入口には、煙で充満したテントの中に入り4〜5mの出口までの疑似体験をした。初めての体験だったが、視界は真っ白で、すぐ前を歩く人の黒のナップザックを見当に恐る恐る歩く。視界0の状況では脱出は不可能と体感した。
煙を抜けるとビックリ!真っ白なテントが並ぶ光景が目に入った。
我々、参加者(避難者?)は町内ごとにテントに入った。
ここまでは、天気も良く何事もなく訓練は続く。が!?
救急訓練が始まり各関係者(市役所職員、警察関係者、消防隊、救急隊、レスキュー隊員、医師、看護士、そして
災害時炊き出し作りのおばちゃん達も!?)が整然と整列し終えたとたん、
一天にわかにかき曇り、大粒の雨が!土砂降りの中びしょ濡れになりながらも微動だにせず直立不動の皆さんを、テントの中から『うわ〜っ!大変だな!』と傍観する我々。
そんな状況のもと、訓練は粛々と行われて行く。
いつの間にか雨も止み、日差しも戻って来た。写真は救助犬を使って倒壊した建物の中から人を捜すデモンストレーション。無事、救助するとテントの中からは賞賛の拍手だ!
赤白の煙は、消火の対象物。ここでは子供たちも交えバケツリレーだ。
『こんなんで、消火出来るのかしら!?』と。
でもいざとなれば行動するのかもね!
色々繰り出される災害時の対処法。校舎の3階ではレスキュー隊員がはしごを使い救助すると言うパホーマンスが。最後にはロープ一本で地上に降りると言うアクションに感動の拍手だ!さて、防災訓練も無事、全てが終了して各関係者(前述の人たち)が整然と整列し、市長さんから講評をいただくと言うその時、
またもや、またもや土砂降りの雨が。市長さん以下、関係者はとんだ災難!二度もずぶぬれに。何の因果か!?笑うに笑えない(笑ちゃったけど)防災訓練でした。
が、笑った罰でしょうか!?散会になっても雨は止まず、ちゅうを含めて参加者全員がずぶぬれになって帰る事になりました。